福島県文化財センター白河館まほろんとの連携事業・企画展「発掘された双葉郡－東日本大震災後の埋蔵文化財発掘調査－」が11月3日より開催中です。
今回の企画展は、東日本大震災・原子力発電所事故後に双葉郡内において実施された埋蔵文化財の発掘調査成果について紹介します。
その中で、浪江町北中谷地遺跡や双葉町後さくB遺跡、富岡町日南郷遺跡の出土資料を通して、古墳時代における他地域からの集団の交流・移動や在地集団との交流、楢葉町南代遺跡の発掘調査で見つかった古代の製鉄操業終了に伴う儀礼など特徴的な祭祀にもスポットを当てます。
また、震災・原発事故後の復興に向かう過程での手続きとして発掘調査が行われ、どのように遺跡に対しての保護対策がとられたのかについても紹介します。

■イベント概要
・主催：とみおかアーカイブ・ミュージアム
・イベント名：企画展「発掘された双葉郡－東日本大震災後の埋蔵文化財発掘調査－」
・会期：2024年11月3日（日祝）～2025年2月9日（日）
・開館時間：9:00～17:00（最終入館 16:30）
・休館日：月曜日（祝日の場合は翌平日休館）、年末年始（12月28日～1月3日）
・会場：とみおかアーカイブ・ミュージアム
・住所 ：〒971-1192　福島県双葉郡富岡町大字本岡字王塚760-1
・入館料：無料
・お問い合わせ：0240-25-8644
・イベント詳細サイト：https://www.manamori.jp/museum/030/20241024104632.html